童謡『雨ふり』の歌詞
六月の梅雨時期や雨の日についつい口ずさんでしまう、日本の歌 『雨ふり』
「雨 雨 ふれふ〜れ かあさんがぁ〜♪」一度聴いたら忘れない、弾むような歌い出し。日本の歌百選にも入っています。
あまり知られていない5番までの
歌詞をご紹介します。雨の日にみんなで歌ってくださいね。
『あめふり』歌詞
1.
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
2.
かけましょ
あとから ゆこゆこ
ピッチ ピッチ チャップ チャップ
ランランラン
3.
あらあら あの子は ずぶぬれだ
ピッチ ピッチ チャップ チャップ
ランランラン
4.
母さん
ピッチ ピッチ チャップ チャップ
ランランラン
5.
僕なら いいんだ 母さんの
大きな 蛇の目に はいってく
ピッチ ピッチ チャップ チャップ
ランランラン
ひらがなバージョン
こどもが歌いやすいようにひらがなバージョンです。
1.
あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかひ うれしいな
ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ
らんらんらん
2.
かけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこゆこ かねがなる
ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ
らんらんらん
3.
あらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ
らんらんらん
4.
かあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ このかさ さしたまえ
ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ
らんらんらん
5.
ぼくなら いいんだ かあさんの
おおきな じゃのめに はいってく
ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ
らんらんらん
言葉の解説
歌詞の意味です。
「じゃのめ」
蛇の目傘(和傘の一種)のことです。蛇の目とは、同心円を基調にした模様で、ヘビの目のように見えることから名付けられています。
「ねかた」
「根方」木の根もと。根のあたり。のことです。
「おむかひ」
「お迎い」のことです。昔は「い」を「ひ」と書きました。
「はいつてく」
「入ってく」のことです。昔は小さい「っ」を 大きな「つ」と書きました。
だれが作ったの?
作詞者は
作曲者は
大正14年(1925年)に刊行された
『コドモノクニ』11月号が初出とされています。
日本の歌百選
2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に選ばれました。
北原白秋の歌詞は、はしゃぐ子供の様子や、雨に濡れている別の子供を気遣う様子、母親に慕う心情まで見事に表していますね!
曲の歌い出しは雨音のように弾け、まるで子供がスキップをしているかのようです。自然の情景の中を流れるようなこのメロディーは晋平節と呼ばれ、中山晋平の作品の特徴の1つとなっています。
おわりに
日本を代表する詩人と作曲家が手がけた名曲です。百選に選ばれるのも納得ですよね!
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